田舎に泊まって、田舎を遊ぶ
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新潟県十日町地域振興局
企画振興部 地域振興課



 豪雪地帯として知られる越後妻有の冬は、全国で有名な「十日町雪まつり」をはじめとして、中里地区の「雪原カーニバル」、松代地区の「まつだい冬の陣」など各地域の雪まつりや、大白倉の「バイトウ」、松之山の「むこ投げ・すみ塗り」などの奇祭、各地区の「鳥追い・どんど焼き」など伝統的な風習がたくさんあります。
 また地元の子ども達が昔から親しんできた様々な遊びは、四季の自然と共に今でも楽しむことができます。

 3月、暖かい日差しや風に雪が溶け始める頃、朝夕の冷え込みで溶け始めた雪の表面が固く締まり、田圃も野山も一面真っ白なグランドと化します。どこまでも続く広い田圃を走り回り、ソリをしたり、凧揚げをするのは何とも気持ちの良いものです。雪解けと共に雪国の春は一斉に訪れ、土の現れたところから次々と新しい命が芽吹いてきます。草花を摘んだり山菜取りで野山を探検し、ぬるくなり始めた田圃や小川ではどじょうや、メダカを捕まえることが出来ます。田植えや野菜の植え付けは一大行事です。

 ぐんぐん伸びる青草たちは、意外と食べられるものが多いんですよ。道端に生えてる「すっかんぽ」は手で折って”ポン”と音がすれば大丈夫、皮をむいてかぶりつくと何とも懐かしい酸っぱい味がします。真っ赤に熟した野いちごは甘く、紫色の桑の実は汁が飛ばないように気をつけて。川原の水遊びは、今でもハヨやかわ蟹、メダカやオタマジャクシなど、賑やかな仲間たちが待っています。夜はホタルが飛び交い、蛙や虫達の音に包まれ、日本星空観測ベスト10に入った美しい空を眺めてみましょう。

 豊穣の秋です。田圃は黄金色に染まりススキが揺れ、はざ木の稲の穂が薫ってきます。ドングリや松ぼっくりを拾い、竹竿で柿をもぎ、栗を落としていがを剥く。きのこ採りはきのこ名人の案内で。山の恵みは妻有の宝物です。渓谷の紅葉や、色々な名所を訪ね歩いたり、お弁当をもって山に登ったり、真っ赤な夕焼けに見送られるまで、この実りの季節を存分に楽しみましょう。でも冬支度の作業もお忘れなく、稲刈り、野沢菜漬けに雪囲い、大人達は大忙し、豊穣の祝いや文化祭などの行事も多くテンテコ舞です。

 雪もまた天からの贈り物。子ども達は大喜び、陣地を作って雪合戦。雪下ろしで出来た坂ではソリ遊びやスノージャンプ。ままごとは雪のテーブル、雪の椅子、雪の茶碗に雪の菓子。雪だるまを転がし、大人と一緒にかまくら作り。まだまだあるよ渦巻き鬼や「きんこおり」。家の中ではあやとり・お手玉、囲炉裏端のじいちゃんの話。わらじ草履づくりや、機織りは地域に伝わる冬仕事です。地域には、冬の伝統的なお祭りが沢山あります。大人も子供も厳しい冬を、楽しく過ごす知恵を持っているんですね。
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